障害者雇用について

Employment

Introduction

広島情報シンフォニーは、
障害者と健常者が隔てなく働くIT企業です。

広島情報シンフォニーは、障害者も健常者も、それぞれの能力を活かし共に成長できる環境を提供するIT企業です。
すべての社員が自分らしく活躍できる職場を築き、誰もが安心して挑戦できる場を提供しています。
お互いを尊重し合い、コミュニケーションを通じて新たな価値を創造していきます。

広島情報シンフォニーは、障害者と健常者が隔てなく働くIT企業です。
  • CASE01 人工透析時間に合わせた退社が可能
    CASE01

    人工透析時間に合わせた
    退社が可能

  • CASE02 移動が難しいので在宅勤務を活用
    CASE02

    移動が難しいので
    在宅勤務を活用

  • CASE03 バリアフリー環境で車いすでも安心
    CASE03

    バリアフリー環境で
    車いすでも安心

  • CASE04 障害による定期的な通院に特別休暇制度が利用できる
    CASE04

    障害による定期的な通院に
    特別休暇制度が利用できる

広島情報シンフォニーが目指すこと ビジョン・ミッション・バリュー

Roots

障害者雇用のルーツ

創業者・秋山九朗(故人)は、情報化社会の到来を見据え、広島に情報処理企業(現 株式会社サンネット)を立ち上げました。その後、障害のあるお子さんを持つ親御さんの「我が子は就職できない」という切実な声に触れ、強い問題意識を抱きます。「情報処理の分野なら、障害のある方も力を発揮できるはず」――そう信じた秋山は、広島県や広島市に働きかけ、障害者が自らの力で働き、社会に参加できる場をつくろうと尽力しました。
その思いが結実し、障害者の職業的自立を支援する場として 広島情報シンフォニー が設立されました。

広島情報シンフォニーが目指すこと ビジョン・ミッション・バリュー

Concept

障害者雇用に対する
考え方

シンフォニーは創立以来35年以上にわたり、障害者雇用に取り組み、そのノウハウと文化を築いてきました。大切なのは施設や設備だけではなく、障害の有無を問わず、誰もが自然に配慮し合い、活き活きと働ける環境です。
得意・不得意は誰にでもあり、それは障害者も健常者も同じです。お互いに理解し、必要な部分を助け合いながら力を発揮することで、仕事のやりがいと喜びを共有できます。
私たちは“真のバリアフリー”を追求し、誰もが“働く”を誇れる共生社会の実現に貢献します。

Support system

障害者雇用を支える制度や環境

障害者の支援制度

障害者の支援制度

  • 障害者短時間勤務

    通院や障害の状況により、 短時間勤務も可能としています。

  • 生活相談

    生活相談員による生活相談を受けることができます。

  • 障害者通院特別休暇制度

    障害による定期通院に対し、月1回1日の休暇を取得できます。

  • 健康相談

    産業医による健康相談を受けることができます。

  • 資格者が就労を支援

    障害者職業生活相談員 10名 在宅勤務コーディネータ2名
    上記資格を持つ社員が就労をサポートします。

  • 健康相談室

    衛生管理者に健康やメンタルヘルスについて
    相談することができます。

  • ジョブコーチによる就労支援

    社外のジョブコーチの方による支援を受けることができます。

バリアフリー設備

バリアフリー設備

  • 玄関

    正面玄関にはスローブがついています。 その他、 敷地内には基本的に段差はありません。

  • エレベーター

    車いすでも安心してエレベーターをご利用できるように障害者用ボタンや鏡を備えています。

  • 屋根付き駐車場

    障害者用駐車場は車いすでも乗降りしやすいよう幅が広くとってあります。 また屋根がついているので雨の日も濡れることはありません。

  • 車いすでスムーズに出入りできるように、館内のほとんどの扉は引き戸になっています。

  • 廊下

    廊下は車いす同士がすれ違えるように広くなっています。 また、廊下・階段すべてに手すりがついています。

  • 多目的トイレ

    障害者に配慮した多目的トイレが6か所あります。 車いすでも使いやすいように十分なスペースが確保されています。

バリアフリー設備

在宅勤務制度

  • 通勤が困難な方への勤務環境を支援

    通勤が困難な社員には、通勤社員と同等の業務環境で働けるよう設備を整え、体調の変動に配慮した業務目標を設定しています。
    また、使用機器に特別な配慮が必要な場合には、本人が最適な機器を選択できるよう環境整備も支援しています。
    さらに、全社共通のチャットおよびビデオ会議ツールを活用し、円滑なコミュニケーションが図れる在宅勤務環境を提供しています。

  • 対面コミュニケーションの支援

    上司や同僚が定期的に訪問し、業務内容の確認に加えて体調や不安などを相談できる機会を設けています。
    直接上司には相談しにくい内容もあるため、同僚だけで訪問する機会も設定し、対面コミュニケーションを通勤勤務の社員と同等の環境に近づけています。
    また、普段は顔を合わせない社員とも交流できる忘年会や社内レクリエーションには、介助者の同行や介護タクシーの利用などを支援し、安心して参加できるよう配慮しています。

Data

数字で知るサポート環境

数字で知るサポート環境
  • 聴覚障害 2名
  • 視覚障害 1名
  • 肢体不自由 19名
  • 脳病変機能障害 1名
  • 心臟機能障害 3名
  • 腎臟機能障害 6名
  • 精神障害 5名

※2024年12月現在

障害者雇用を支える制度や環境

Interview

インタビュー

実際に障害がありながら当社で働き活躍されている方はどんなきっかけで当社を知り、
働いてみてどう感じているのでしょうか? 実際の声を通してご紹介します。

Interview01

支え合うチームがあるから、一歩ずつ成長できる。

  • システム運用エンジニア
  • 心臟機能障害

向井 直也

2015年新卒入社

向井 直也

広島情報シンフォニーで
働きたいと思うようになったきっかけは?

生まれつき心臓に疾患を抱えており、幼いころから運動制限がありました。 中学2年以降心臓にペースメーカーを装着し、いつ発作が起きるか分からない不安を抱えつつ、 専門学校に進学しました。 その後、就職活動中に参加した合同説明会ではじめて広島情報シンフォニーを知りました。 説明会の中で 「実際に多くの障害者が働いていて、体調が悪ければ遠慮なく休んでもらっている」という話を聞き、働きやすさが保証されていることに魅力を感じました。専門学校での学びが生かせるシステム系の仕事であること、 将来的にパソコン1台あれば場所を問わず仕事ができるのではと思ったことも応募の決め手でした。

広島情報シンフォニーの良いところは?
困難を乗り越えた経験は?

一番の魅力は、体調に合った働き方ができるところです。 システムエンジニアは日頃からチームで仕事を進め、密な情報共有を行うことで、休んでも仕事に支障が出ないようにフォローしあえる体制づくりをしています。 休むほどではないですが体調が悪い際は、 「出社するのはきついけれど、在宅ワークなら」と切り替えることも可能です。また、障害者社員が定期検診のために休む際、 月に1日は特別休暇扱いになる制度もとてもありがたいです。年間最大12日の定期検診に必要な休みが、有給休暇消化の扱いにならないのは大きいなと感じています。

システムの仕事は本当に難しく、経験豊富な上司に聞いたり、自分で調べたり、チーム内で助けてもらったりして何とか乗り越えてきました。 「納期に間に合わない」という最大のピンチは、休日出勤して終えたこともあります。

これから挑戦したいこと、
目指している姿はありますか?

現時点で関わっている案件に関して、業務知識が不足していると感じているので、経験を積み重ねいくと同時に、書籍やYouTubeなどからも知識を増やして、効率化につなげていきたいです。 効率化により品質も向上し、顧客満足度や会社への貢献にもつながると思っています。目標を見据えながらも、目の前のことに一生懸命取り組んでいくことを大切にして、一歩づつ成長していきたいです。 困っていたら、助けてあげられる先輩になりたいですね。

応募を考えている障害者の方へ
メッセージをお願いします。

広島情報シンフォニーは、障害の種類や軽重に関わらず、積極的に障害者を採用しています。障害があることが不安な方は、ぜひ会社見学をおすすめします。 同じ障害がある社員の話も聞けますし、会社の雰囲気も肌で感じてもらえると思います。また、入社後、仕事が合わないと感じたら異動の相談をすることも可能ですので、まずはトライしてみてください。

Interview02

失敗を恐れず挑戦することで、理想に近づける。

  • 事務職
  • 聴覚障害

三宅 健太

2014年新卒入社

三宅 健太

広島情報シンフォニーで
働きたいと思うようになったきっかけは?

幼い頃の高熱が原因で聴覚障害がありますが、 大学卒業後、一般採用で造船会社に就職しました。設計の仕事に3年間従事した後、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターにて2年間、 中学時代から関心のあったプログラミングや情報処理を学びました。在学中、就職を考えていた際に、ちょうど広島情報シンフォニーの採用担当者が来られて、障害者雇用の話を伺いました。 事前に会社見学をさせてもらい、障害者の割合が高く軽度から重度までさまざまな障害がある方々が働いていること、 障害者と健常者が窮屈な思いをすることのない働きやすい環境があると感じ、応募しました。

広島情報シンフォニーの良いところは?
困難を乗り越えた経験は?

私の聴覚障害を理解し、 社内の皆さんが接してくれることが良いところです。 ゆっくりしゃべったり、口をしっかり開けてしゃべったりしてくださいます。 正直、マスク着用が多い時期はつらかったですね。 また、大勢が話をする会議は、誰が発言しているのか分からないときがあり、追うのが大変で少し苦手です。 隣の人に後から聞いたり、文字起こしアプリを使ったり、議事録で確認したりしながら乗り越えています。
また、社内には「生活相談者」がいて、悩みなどが相談できる環境が整っているのも良いところ。さらに、健常者と障害者がお互いに働きやすい環境を考える 「障害者と共に働く風土づくりプロジェクト」があり、私もメンバーの一員です。 障害者社員が抱える障害や、配慮してほしいことを発表する「障害者理解研修」により、会社全体で理解を深める活動を行っています。

これから挑戦したいこと、
目指している姿はありますか?

現在、メインの事務職に加え、特殊なキーボードを使ったデータエントリーの仕事に挑戦しています。 ミスが許されず、正確さとスピードが求められます。 内容に誤りがないように確認する「ベリファイ入力」をする人とペアで仕事を進めていくのですが、 この人がすごい!少しでも近づきたいですね。 今後もさらに仕事の幅を広げ、何にでも対応できる人材になっていけるよう、色々な挑戦を続けていきたいです。

応募を考えている障害者の方へ
メッセージをお願いします。

毎日、やりたくない仕事のために職場へ通うのはつまらないこと。 まずは、 自分のやりたいことに向かって、 失敗を恐れず挑戦してもらいたいです。 やりたい仕事を現実のものにするために、 今の自分には何が足りないかを見極め、そこに向けて努力していくことで、きっと理想に近づいていけると思います。

Interview03

理解ある環境で、在宅から出社への一歩を踏み出せた。

  • 字幕制作職
  • 下肢障害

山本 聡

2005年 中途入社

山本 聡

広島情報シンフォニーで
働きたいと思うようになったきっかけは?

大学1年の春休みに交通事故に遭い、 車いす生活になりました。 大学への復学はあきらめ、リハビリを経て、広島障害者職業能力開発校で事務関係を一通り習得。その後、運送会社の事務センターに就職しました。 仕事に不満はなかったのですが、事故の後遺症で排泄障害があり、外で働くのが難しくなり、だんだんと「在宅で仕事がしたい」と思うようになりました。そこで、職業能力開発校時代の友人を介して同校の先生に在宅勤務について相談したところ、広島情報シンフォニーを紹介してもらいました。
在宅でパソコンを使って「デジタル地図」の仕事が出来ることになり、排泄の問題も解決しました。

広島情報シンフォニーの良いところは?
困難を乗り越えた経験は?

良い意味で障害者に慣れていて、理解がある部分が良いところだと感じています。 それは、上層部の障害者に対する思いが会社全体に伝わり、社風として浸透しているということ。障害者である私にとって、仕事のしやすさにつながっています。

困難を乗り越えた経験としては、働き方に大きな変化がありました。
現在、テレビ画面に出る字幕制作(聴覚障害者向け)を担当していて、最初は在宅で業務を行っていたのですが、3年前に会社から「出社してみないか」と打診がありました。自宅にいれば排泄障害に関しては何の心配もありませんが、 出社するとなるとストレスになります。 しかし給与面のメリットもある。私にとって大きなチャレンジで悩みましたが、 「障害者が多く働いているのだから安心して」「何かあればすぐ帰宅していい」 と寄り添っていただき、在宅勤務から出社へと切り替えました。

これから挑戦したいこと、
目指している姿はありますか?

最初はテレビ局からすると、字幕制作に関して我々がどこまでできるか未知数でしたので、差しさわりのない映像が届いていました。
しかし、最近は全国ネットで放送する内容も届くようになりました。信頼して任せてもらっているのだと思うと嬉しく、頑張ろうという気持ちになります。 字幕制作業務を行う企業は少ないですから、もっと広く知ってもらいたいですし、今後も良い仕事ができるよう頑張りたいと思っています。

応募を考えている障害者の方へ
メッセージをお願いします。

広島情報シンフォニーは、 特別高いスキルを持っていなくても、 その人に合った業務を一緒に考えてくれます。そして、入社後に仕事をしていく中で、できることはどんどん増えていきます。 「とりあえずやってみよう」と前向きな気持ちで来てもらえたら。
個人的には、 車いすの後輩ができたらうれしいなと思っています!

動画インタビュー

動画インタビュー

Interview Movie

障害者社員 動画インタビュー

障害のある社員が、どのように自分らしく働いているのか。実際の声を、インタビュー動画でご紹介しています。ぜひご覧ください。

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